旅行に行きたい、欲しいものを買いたいなど目標をかなえるには日ごろの節約や貯蓄が大切になりますね。
まだまだ世界的な新型コロナウイルスの終息が見えない現在、スキルアップや自己投資を心がけて自分磨きをしていても、それが収入に直結するのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

貯蓄の事を考えると、やはり収入を増やすより支出を減らすことを優先して考えた方が近道です。
と言っても難しく考えることはありません。
日常生活で家計のスリム化をはかって節約し、あまり気負わずにゆるゆる始められる小銭貯金の方法をご紹介します。



一度お財布を空っぽに

毎日のちょっとだけ無駄遣いをなくして、少額ながらもコツコツとためていくのが「小銭貯金」。
貯金はしたいけど、なかなか貯まらない…という方の脱出術としても敷居が高くなく始めやすい貯金方法です。

「小銭貯金」を始める前にひとつ、やっていただきたいことがあります。
それは、思い切って今使っているお財布の中身を取り出して一度カラッポにしてみること。
ポイントカードやキャッシュカード、クレジットカード類も、日常で頻繁に使う数枚のみを残してあとは取り出します。
お財布の中を整理することで、いつものお財布がグッと軽くなり何となく気持ちもラクに過ごすことができるようになりますよ。





「小銭貯金」のポイント

「小銭貯金」にも、一日の終わりにお財布をチェックして、500円玉や100円玉など自分で貯めると決めた硬貨が残っていたら貯金箱に入れる方法やお財布に残っている小銭はすべて貯金箱に入れ、翌日のお財布はお札だけにして一日をスタートさせる方法など、やり方はいろいろあるようです。
ちなみに私は後者のやり方をしています。
買い物はできるだけお札で支払い、一日の終わりに小銭入れの中にある硬貨を全部貯金箱に入れています。

「小銭貯金」は偶然に任せた貯金方法なので「○○円ぐらい貯まったかな」などと貯金箱に対する過度な期待を持つことなく、ゆるい気持ちで続けられます。
1日あたりの貯金箱に入れるお金が少額なため、お金を貯めるしんどさやストレスを感じないで続けやすいというメリットがあります。
また、手元に貯金箱があるので、中身を開けてどれぐらい貯まったかを確認したり、貯金箱を持ち上げて重さを確認したりして、貯金しているという実感がわきやすく、継続する意欲につながるという人も多いようです。
誰にでも気軽に始められる小銭貯金は、人気が高い貯蓄方法のひとつで初心者でも成功しやすいのです。




スムーズに貯金するために

貯まっていることが実感しやすい「小銭貯金」ですが、一方「これだけ貯まったんだから、少しぐらい使ったっていいかも」という気持ちになりやすいというデメリットもあります。
さらに、手元の貯金箱に貯まっていることから、ちょっとだけ、今日だけ、と使ってしまい、気づいたときには結構使ってしまっていたというパターンも少なくないようです。

では、「小銭貯金」をスムーズに貯めるためにはどうしたらよいのでしょう。

まずは、いくら貯めるのかという目標金額を決めましょう。
目標金額がないとお金が貯まってきたときに「少しぐらい使ってもいいや」という気持ちになりやすいようです。
目標金額まで貯金したお金を何に使いたいのか、についても考えましょう。
また、いつまでにどれぐらいの金額を貯金したいのかも決めておくと、気が引き締まって良いようです。
それでも使ってしまいそうだという方は、貯金する容器を中身が見えないものにしたり簡単には開けられないものに変更してみましょう。
簡単には開けられないものにすることで、「ちょっとだけ使う」という行動が防げます。
一時「50万円貯まる缶」や「100万円貯まる缶」が流行りましたが、容器が大きくて貯め切る前に開けちゃう人が続出しました。
貯金箱はあまり大きいものにせず、いっぱいになったら定期預金や普段は使わない通帳に預けることがポイントです。
こうすることで「ちょっとだけなら使ってもいいだろう」という気持ちを抑えやすくなりますよ。

私も目の前に現金があると使いたくなってしまうので、簡単に引き出せないようにあえてカードを作らず、小銭貯金専用の通帳に定期的に入金しています。

私なりの「小銭貯金」で貯め方のコツは

・貯金を義務にしない
・無理しない、がんばらない
・目標金額を設定し達成感を得る


でしょうか。



まとめ

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか。

お金が貯まらないと嘆く多くの方は、気づかない間にお金が漏れていく穴があるのです。
「小銭貯金」の良いところは、毎日のお金の使い方を振り返って無駄遣いに気づけることで、まずは「漏れ」を招く穴をふさいで「貯まる」人になることができることです。
しかも残った硬貨を貯めているというゆるい感覚なのでやりやすいですし、始めてみると思った以上に多くのお金が貯まることに驚くかもしれません。

大切な家族のためにも、ちょっとした節約や貯金習慣を続けられる体質を作っていきましょう。
親がお金を大切にしている姿は、将来のお子さんにも、必ず良い影響があると思います。
ぜひ、今回紹介した方法を実践して、賢くゆるい貯金生活を始めてみてくださいね。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。