パートナーと共働きをしながら子育てをしている家庭は多いと思いますが、残念ながら母親にばかり育児と仕事の負荷がかかり、両立がうまくいかないことも少なくありません。
そのため、家事・育児に専念するため仕事をあきらめざるを得ないケースも目立っています。
この悩みを解決するには、両立が難しい理由を探っていき、対策を立てることが重要です。
今回は、母親が仕事と育児を両立するための方法や心構えなどをご紹介しようと思います。



両立を難しくする要因とは

仕事と育児はなぜ両立が難しいのか。 主な障害となる4つの要因をご紹介します。

1.職場や上司に理解してもらえない

保育園などに子どもを預けて仕事をしている場合、急な発熱やケガなどで退社しお迎えに行かなければなければならないこともあります。
しかし、仕事をバトンタッチする人員がいない、突然の休みに否定的だったりと、職場や上司の理解が広まっていないことが両立の壁になっているケースがあります。

2.家族が子育てに非協力的

子育ての責任は父と母の双方にあります。
しかし、実際はと言うと、母にその役割分担の比重がかかりやすく、協力が得られにくいケースも少なくありません。
共働きの場合、家族の協力がなければ両立は難しくなります。

3.預けられる保育所が決まらない

共働きの家庭では、両親が仕事に出掛けている間に預けることのできる保育園の確保が絶対的条件です。
しかし、保育園に空きがない場合はどうにもならず待機しているしかありません。
働きながら出産準備をしていると、出産後に預ける保育園を探すこともなかなか思うようにできない現実があります。

4.両立できる条件に合う仕事が見つからない

育児と両立するための仕事を探す場合に考えるのはまず時間の融通がきくかどうかです。
出産前までしていた仕事に復帰できるのであればよいのですが、改めて新しく仕事を探す場合は、保育園への送り迎えの時間、保育園のお休みなど条件が重なり、仕事は限られてきます。





両立するために必要なこと

では仕事と育児を両立させるためには何が必要なのか。
次に、両立のポイントをご紹介します。

【仕事に対するポイント】

1.育児と両立できる仕事を選ぶ

育児と両立可能な仕事も増えているので、育児に負担のかからない仕事を選ぶことが大切です。

2.時短制度を活用する

フルタイムの勤務が難しい人のための制度です。
1年以上勤務していた職場に、産休、育休が終わって復帰しても子どもが3歳未満であれば利用対象になります。
法的な制度としては1日の労働時間は原則として6時間ですが、独自の制度を設けている企業もあります。

3.パートタイム

正規雇用よりも育児との両立がしやすい労働形態と言えるでしょう。
シフト制でスタッフの多い職場などでは、急な予定変更でも調整がつきやすいのがメリットです。

4.派遣

派遣社員は、現状の仕事と育児を両立ための条件を先に提示しやすく、条件に合う職場に巡りあえる可能性が高くなります。


【生活に対するポイント】

1.優先順位を意識した行動を

育児や仕事に関係なく誰もが1日を24時間で回しています。
まず、1日でできることには限りがあると認識しましょう。
あれもこれも一気にやろうとすると、結局中途半端になりできなかった精神的な負担になります。
「今でなくても大丈夫」「後でもできる」と優先順位が何かを意識して行動しましょう。

2.ながら作業を意識する

育児と仕事の両立には、時間を無駄にしないことが大切です。
そこで、今している作業と並行に他の作業ができないかを考えます。
ながら作業を意識すれば、できることが増え時間不足の解消につながります。
たとえば、右手で歯磨きをしながら空いた左手で洗面化粧台を拭いて掃除してみる、など簡単なことから試してみましょう。

3.「〜すべき」をやめる

育児と仕事の両方をがんばっているのですから、肉体的にも精神的にも疲れるのが当たり前。
全てを自分でやらなければと思うと自分を追い詰めてしまうので、心の中から 「〜すべき」という気持ちを消して、よい意味での適当にやるという柔軟な気持ちを持つようにしましょう。

4.ネットショッピングや宅配サービスを活用する

ネットショッピングや宅配サービスは大きな武器になります。
節約のためにわざわざ遠いスーパーへ時間をかけて買い物に行くのは非効率です。
数十円安いものが買えるとしても、そこまでの距離を移動する労力と時間を考えれば、少々割高でもネットで注文できるものはネットで済ませたほうが費用対効果は上がります。
他にも運んでもらえるものはどんどん活用していきましょう。

5.家電に頼って家事を短縮

今は最新の便利な家電がどんどん出ています。
お掃除ロボットや食器洗浄乾燥機、洗濯機も洗濯だけでなく乾燥まで自動でやってくれます。
機械にできる家事は機械に任せてしまおうという考え方は、育児や仕事というあなたにしかできないものをやりやすくしてくれることでしょう。

6.周囲の協力者に頼る

自分ひとりで抱え込むといつか限界がきます。
パートナーはもちろんのこと、地域のファミリーサポート、ベビーシッター、家事代行など、求めることのできる周囲の協力はどんどん頼りましょう。
それなりの費用はかかりますが、あなたが潰れてしまっては元も子もありません。
必要に応じてを頼むことも選択肢のひとつです。





完璧を目指さないこと

特に初めての出産では、仕事に復帰しても育児と仕事の両立に慣れるまでうまくできないのは当然です。
子どもがいない時と同じように仕事をこなしていかなければと頑張りすぎると、より大きなストレスをためることにつながります。
子育ては今しかできないと割り切り、仕事より優先する姿勢を持って、ある程度割り切ることも大切です。
また、あなたのお気に入りの息抜きのコツを覚えると気持ちも楽になります。
職場で同僚とおしゃべりしながらランチの時間を過ごしたり、たまにはひとりでカフェランチを楽しんだり。
パートナーに子どもを預けて外出する日を設けたり、方法はたくさんありますよ。

それでも体力的、精神的に疲れたなぁ、辛いなぁと感じたら、麹(こうじ)の摂取がおすすめです。
麹の酵素は腸内善玉菌の大好物 「オリゴ糖」を作り出し、身体の中から活性化。
よし、もうひとがんばり!の力が湧き出てきます。
麹そのものをとることは難しいですが、頑張るママの応援サプリ【ママサポートイズミ】 なら麹のパワーをぎゅっと濃縮。
気軽に不足しがちな栄養素が補給できます。




まとめ

今回の記事はお役に立ちましたでしょうか。

育児と仕事の両立は、職場の制度や雰囲気、家族やパートナーの協力姿勢などの要素によって大きく左右されると同時に、自分の気持ちのもち方も重要です。
育児と仕事の両立は、気持ち次第の面があります。
決してワンオペでがんばりすぎないこと。
頼れるものは頼り、使えるものは使うことを心がけて負担を分散させていきましょう。

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。