秋らしい風が吹くようになってきた今日この頃ですが、これから気温が下がっていくからといって油断してはいけないのがダニ対策。
ジメジメとした梅雨時から暑い夏にかけては誰もがダニ対策に奔走しますが、ダニは一年中存在しているものなので、暑い時期だけ気を付ければいいのではありません。
しかし、そもそもダニの生態や本性についてはそれほどの知識を持ち合わせていない方が多いのではないでしょうか。 やはり有効な対策を講じるには、敵をよく知っておくことが大切です。
今回は、ダニについて色々書いていきたいと思います。



私たちの敵「ダニ」

ダニは家の中だけでなく、屋外にもいます。
屋外のダニの多くは人間との接点はなく、私たちに直接影響をあたえることはあまりありません。
しかし日本の平均的な家には多ければ20種類前後のダニがいるという報告があります。
屋内で見つかるダニのすべてが人に影響を与えるということはなく、一部のダニが布団などで繁殖し、私たちのダニ対策の対象となっているのです。
特にダニアレルギーとして話題になるのは「チリダニ」というダニ。
「チリダニ」は、日本の家屋の大半で見つかります。
発育に適する温度と湿度が整えばどこででも繁殖するので、日本だけでなく、アメリカやヨーロッパ、アジアの国々といった世界中の住まいの中からも珍しくなく見つかります。家中のダニを撲滅しようとしてもそれは不可能に近いことかもしれません。
ダニというのは家にいて当たり前というほど身近な存在です。
チリダニは、卵から成長して大人のダニになるまで、約3〜4週間かかります。
寿命は2〜3カ月といわれていますが、通常は温度湿度ともに上昇する春から夏にかけて増殖し、特に梅雨時は活発に活動します。
そして温度湿度ともに低下する秋から冬にかけて繁殖活動が低下し、多くは死んでしまいます。
ダニは温度20度以下、湿度50%以下になるとほとんど繁殖できませんが、現代の日本の住まいでは冬になっても室内は暖かく、加湿器で高湿度な環境も保てます。
しかし、人が快適と感じる環境はダニにとっても快適な環境になってしまうのです。
冬でもダニが快適な環境が保たれている現在は、1年を通じてダニが繁殖を続けられるという恐ろしい事態なのです。




ダニが原因のアレルギー

日本をはじめ、いくつかの国で行われた疫学調査では、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などの症状が出る人には、ダニに対してアレルギーを持つ方が多くいることが報告されています。
また、ダニだけではなく、病気との関係には生活環境にダニのふんの量が重要なかかわりがあるとの報告があります。
近年の居住環境の変化以外にアレルギーの増加には、食生活や日常の生活習慣など、さまざまな要因が聞かれますが、ダニによる生活環境の汚染が多くの方にとって重大な疾患につながるものであると考えられています。
現代の住居環境において、例えば、春から夏にかけて増殖したダニが、秋冬に死んだ場合と、越冬して生き延びさらに繁殖を続けた場合では、翌年のダニの数に大きな違いが出ることは間違いありません。
昔の日本家屋では、木造建築で風通しがよく、障子やふすまで部屋が仕切られていたので、春から夏にかけて湿度と気温が上昇するときにダニは増殖し、秋から冬にかけて湿度と気温が下がるとダニは死亡し減少していました。
しかし現代の住宅と住まい方では、冬にダニ減少するカーブが緩やかになり、下がりきらないまま翌年に上昇していることが考えられます。
単にダニの数の問題ではなく、ダニよりも小さく軽いダニのふんや死骸による「アレルギーの原因」または「原因となるもの」には、ダニのふんや死骸によって家屋が汚染されている、ということです。
アレルギー症状の出る方にとって、その原因を取り除くことは非常に重要な事です。
例えば気管支喘息やアレルギー性鼻炎は、舞い上がり浮遊したダニのふんや死骸、ほこりを吸い込むことでアレルギー反応が起こり、症状が発症し、原因となる環境のなかにいる限り、症状は増悪していくと考えられます。


ダニの増殖を抑える対処法

湿気を伴う暖かい気温が続くとダニは活発に増殖し始めます。
特に布団などの寝具やマットレス、ソファーなど、人が落としていくダニの餌が豊富で、かつ、潜って潜みやすい環境を好んで私たちの生活環境を汚染していくのです。
ダニが増えればふんによる汚染が増え、やがて死骸の量も増えていきます。
増殖するダニを布団乾燥機などで殺し、増殖を防ぐ対策がありますが、殺しただけではそこに死骸が残ったままになり、それがアレルゲンになるので対策としては殺すだけでは不十分なのです。
乾燥機で殺した後は、掃除機を用いてダニの死骸や糞を吸引し取り除くなどのケアが大切です。
ダニはより暗いところへ移動するという習性があるので、布団の表面についたダニは生地のすき間から内側へ、毛足の長いカーペットや毛布でも奥の深いところへ潜ってしまいます。
できるだけ湿度や温度に影響を受けない場所に好んで居つこうとするのです。
ダニ一匹の大きさは大人のダニで体長0.3〜0.4ミリなので、人間が肉眼で確認することは難しいため、大量に発生していてもなかなか認識できません。
要するに効果的なダニ対策というのは、生きているダニを殺して、死骸やふんといったホコリを取り除くことを組み合わせることなのです。
空気清浄機で部屋の空気がクリアになっていると思われている方も多いかもしれませんが、実は空気清浄機はダニ対策としてあまり効果はありません。
ダニが空気中に浮遊していることはまずないことと、布団の上げ下ろしの時にふんや死骸は舞い上がるので、上げ下ろししないベッドは浮遊することが少ないためです。
シーツをとり、直にこまめに掃除機を布団に当てること、布団乾燥機で乾燥させて死滅させるのが効果のある方法です。

しかし、世の中毎日のお掃除が大好きな方ばかりではないでしょう。
私のように掃除が苦手な人にとってはなかなか毎日布団に掃除機をかけるのは難しいかもしれません。
そういう面倒くさがり屋さんでもやっぱりダニは駆除したい、他にもダニに刺される、ダニアレルギーがひどい、ダニは駆除したいけど子どもが小さいので殺虫剤は抵抗がある、と言う方に朗報です。
それは、ダニ捕りロボ
このダニ捕りロボが捕獲のため使用している誘引剤は食品粉末、ビール酵母、食品添加物などすべて自然由来の成分で作られています。
世界で初めて「ダニをおびき寄せるだけではなく、乾燥までさせて死滅させる」ダニ捕獲方式として効果が証明されており、日本とアメリカで特許を取得し、全く化学性殺虫成分を使っていないので、お子様やペットのいるご家庭でも安心して使用していただけます。
コストは、1日約18円、3カ月に1度捕獲マットを交換するだけ。
一年中ほったらかしでダニを駆除したい方にはぴったりの商品です。

ダニが誘引剤に集まってくる様子です ↓
ダニ研究20年の日革研究所【ダニ捕りロボ】

まとめ

温かく湿った梅雨の時期になると肌が弱い私も娘も就寝時に必ず刺されたので「またダニの季節がきたな」と嫌な思いをしていましたが、ほったらかしのダニ取りロボを購入以降は不思議なほど刺されなくなりすごく快適になりました。
締め切った密封空間になりがちな現代家屋で、ダニとの闘いは今や一年中休みなしと言っても過言ではありません。
目に見えない敵と無駄に労力を使って闘うより、文明の利器にお任せしたほうがかなりストレスなく生活できると思います。
ダニ研究20年の日革研究所【ダニ捕りロボ】

筆者プロフィール

こらっと

大阪生まれ。団体職員兼ライターです。
平日は年季の入った社会人としてまじめに勤務してます。
早いもので人生を四季に例えたら秋にかかる頃になり、経験値は高めと自負しています。
このブログがいきいき生きる処方へのきっかけになれば幸いです。

お問合せはこちらで受け付けています。
info.koratwish@gmail.com


海外からの人材受け入れ団体職員として働いてます。
遡ると学生時代のアルバイトでアパレルショップの売り子から始まり、社会人となってから広告プロダクションでコピーライターとして働きました。
結婚・出産を経て、印刷会社のグラフィック作業員として入社。
社内異動により⇒画像・写真加工部⇒営業部(営業事務)⇒社内システム管理者と、いろんな部署を渡り歩きましたが、実母の介護のためフルタイムでは身動きが取れなくなり、パート雇用として人材受け入れ団体に時短勤務転職しました。

2019年実母が亡くなり、パートを続ける理由がなくなったため物足りなさを感じる毎日でしたが、年齢の壁など一顧だにせず(笑)再びフルタイムで働きたい!と就活し続けた結果、別の人材受け入れ団体に転職しました。
責任も増えましたが、やりがいも増えました。

デスクワーク経験が長く、Office関係の小ワザや裏ワザ、社会人としての経験を共有できれば幸いです。

家族構成は夫がひとり、子どもがひとり
キジ猫のオス、サバ猫のメスの5人家族です。

趣味は、読書、語学学習、ホームページ制作などなど
好奇心が芽生えたら、とにかく行動、なんでもやってみます。

猫のフォルムがとにかく大好きで、
神が創造した生物の中で一番の傑作だと思ってます。
ちなみに「こらっと(korat)」は
タイ王国のコラット地方を起源とする
幸福と繁栄をもたらす猫の総称です。




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似顔絵は、「似顔絵メーカー」で作成しました。